比較対象期間
2025年3月31日-2025年4月30日

ステンレススチール


ロレゾール




オイスターフレックス/エバーローズゴールド




オイスターフレックス/イエローゴールド








オイスターフレックス/ホワイトゴールド




フル無垢/エバーローズゴールド




フル無垢/イエローゴールド







フル無垢/ホワイトゴールド




プラチナ


ダイヤ取り巻き







コスモグラフデイトナのモデルチェンジの歴史
1. 初代:手巻きモデル(1963年~1988年)
Ref.6239(1963年登場)
- 特徴:初代デイトナ、手巻きムーブメント「Valjoux 72」搭載。
- 通称:「ポール・ニューマン」モデルとして知られる「エキゾチックダイヤル」もこのモデル。
- 背景:当初は「ル・マン」と呼ばれていたが、翌年から「デイトナ」に改称。
- 意義:ロレックス初のクロノグラフモデルとして、モータースポーツへのオマージュとして誕生。
Ref.6241(1965年登場)
- 特徴:プラスチック製ベゼルが初採用。
- ポイント:初代6239と共に人気が高いが、製造期間が短いため希少価値が高い。
Ref.6262/6264(1969年登場)
- 特徴:ムーブメントが「Valjoux 727」にアップデート。
- ベゼル違い:
- 6262:ステンレス製ベゼル
- 6264:プラスチック製ベゼル
- 意義:パワーリザーブや精度が向上し、実用性が増加。
Ref.6263/6265(1970年登場)
- 特徴:ねじ込み式プッシャーを搭載し、防水性が向上。
- ベゼル違い:
- 6263:ブラックプラスチックベゼル
- 6265:ステンレス製メタルベゼル
- 意義:防水性能強化により実用性が大幅にアップし、後のデイトナの礎を築く。
2. 自動巻きモデル(1988年~2000年)
Ref.16520(1988年登場)
- ムーブメント:ゼニス社製「エル・プリメロ」を改良した「Cal.4030」を搭載。
- 変更点:
- 初の自動巻きデイトナ。
- サファイアクリスタル風防を採用。
- 40mmケースへ拡大。
- 意義:手巻きから自動巻きへの進化で使いやすさが格段に向上。
- 人気モデル:
- ブラックダイヤル(アイボリーダイヤル):スポーティかつ洗練されたデザイン。
- ホワイトダイヤル:クラシックでエレガント。
🔧 3. 完全自社製ムーブメントモデル(2000年~現在)
Ref.116520(2000年登場)
- ムーブメント:完全自社製「Cal.4130」を搭載。
- 変更点:
- 片側クロノグラフ操作ボタンの反応性向上。
- パワーリザーブが54時間に延長。
- 針とインデックスが太くなり、視認性が向上。
- 意義:ムーブメントの内製化により精度と耐久性が飛躍的に向上。
- 代表モデル:
- 116520(ステンレスモデル):ホワイトとブラックの2色展開。
Ref.116500LN(2016年登場)
- 変更点:
- セラクロムベゼルを初採用し、耐傷性が向上。
- ステンレススチールケースとセラミックベゼルの融合が特徴。
- 人気モデル:
- ホワイトダイヤル(パンダダイヤル):モノトーンで人気急上昇。
- ブラックダイヤル:高級感が際立つ。
Ref.116506(2013年登場・50周年モデル)
- 特徴:初のプラチナケースを採用したデイトナ。
- 文字盤:アイスブルーダイヤルとブラウンセラクロムベゼルが特徴的。
- 意義:50周年を記念した特別モデルで、資産価値が高い。
4. 最新モデル(2023年~)
Ref.126500LN(2023年登場)
- ムーブメント:最新の「Cal.4131」を搭載し、さらなる精度向上。
- ベゼル:セラクロム製で、耐傷性がさらに強化。
- デザイン:
- ケースバックが初のサファイアクリスタル仕様。
- 文字盤のディテールがよりモダンに。
- 意義:60周年を迎えたモデルで、技術とデザインがさらなる進化を遂げている。
まとめ:進化を遂げ続けるデイトナ
- 手巻き時代(1963-1988):モータースポーツへのオマージュとして誕生し、ポール・ニューマンモデルが伝説に。
- 自動巻き時代(1988-2000):ゼニスエル・プリメロを基にした自動巻きモデルが登場し、利便性が飛躍。
- 自社製ムーブメント時代(2000-現在):ロレックス自社開発のCal.4130/4131により、精度と品質が完成形に。
- 最新モデル(2023-):60周年記念でさらなる革新を遂げ、過去と未来を融合したデザインが魅力。
デイトナの歴史は、技術革新とスポーツ精神の融合そのものです。特にムーブメントの進化やモデルチェンジごとのデザイン刷新が、時計愛好家からの絶大な支持を得ています。
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