毎年この時期になると、世界中の時計ファンが同じ話題で盛り上がります。
そう、ロレックスの新作発表です。
2026年モデルについても、すでに海外メディア、日本の専門店、時計メディアから数多くの予想が出始めています。
この記事では、それらを横断的に整理しながら、
- どんなモデルが出そうなのか
- ロレックスは今、どこに力を入れているのか
- どんな視点で新作発表を見ると面白いのか
この3点を軸に、2026年のロレックス新作を深掘りしていきます。
ロレックスは“革命”ではなく“最適化”を続けている
まず大前提として押さえておきたいのは、
ここ数年のロレックスは大きな革命ではなく、静かな最適化を続けているという点です。
いきなり大胆なフルモデルチェンジを連発するのではなく、
- 既存モデルの完成度を高める
- 素材と価格帯を組み替える
- ラインナップ全体を整理する
こうした「見えにくいアップデート」を積み重ねています。
この傾向は、海外最大級の時計マーケットである
Chrono24
の2026年予想記事でも明確に指摘されています。
つまり2026年も、
派手な新シリーズの大量投入ではなく、主力モデルの戦略的アップデート
になる可能性が極めて高い、というわけです。
ミルガウス復活説が世界と日本で同時に浮上
海外・日本ともに共通して話題になっているのが、ミルガウス復活説です。
これはChrono24だけでなく、日本の並行輸入大手である
ジャックロード
の大胆予想でも強く触れられています。
理由はシンプルで、ミルガウス誕生から70周年という節目。
ロレックスは過去を振り返っても、
- 節目の年に象徴的モデルを復活させる
- 記念的な位置付けで再構築する
こうした動きを繰り返してきました。
現在有力視されているのは、単なる復刻ではなく、
現代的ケース構造+新ムーブメント+新ダイヤル
を組み合わせた“アップデート型ミルガウス”というシナリオです。
ランドドゥエラーはロレゾール展開が本命?
日本側で特に現実的な予想として挙がっているのが、
ランドドゥエラーのロレゾール(SS×ゴールド)展開です。
これは高級時計専門店の
RASIN
が有力候補として取り上げています。
すでにステンレスモデルは市場に定着し始めており、
次の段階としてコンビモデルを投入するのは、ロレックスの過去パターンから見ても極めて自然。
2026年は「完全な新作」よりも、
既存の新モデルを横に広げる年になる可能性が高そうです。
デイトナは引き続き“広告塔”的ポジション
日本の時計メディアである
HODINKEE Japan
では、
- デイトナ・ル・マン系モデルの派生
- デイトナの新ダイヤル構成
といった動きにも言及されています。
海外予想とも一致しており、デイトナは引き続きロレックスの“顔”として、
素材違い、カラー違い、限定的仕様などで話題を作り続ける可能性が高いと見られています。
海外コミュニティが示す“市場の空気”
一方、海外コミュニティ、特に
Reddit
では、よりファン寄りの予想も多く見られます。
例えば、
- GMTマスターIIのコークベゼル復活
- エクスプローラーIIの周年モデル
- サブマリーナーへの新色文字盤
など。
もちろん公式情報ではありませんが重要なのは、
こうした声が世界中で同時多発的に出ているという点です。
ロレックスは市場の空気を非常に細かく拾うブランド。
この“期待値”は、少なからず製品戦略に反映されていきます。
2026年ロレックス新作の軸はこの3つ
ここまでを整理すると、2026年の軸は以下の3点に集約されます。
- ミルガウス復活、もしくは象徴的モデルの再構築
- ランドドゥエラーやデイトナなど直近投入モデルの横展開
- サブマリーナー・GMT・デイトナといった主力スポーツモデルのカラー/素材拡張
つまり2026年は、
「新しいロレックス」ではなく「より洗練されたロレックス」
になる可能性が高いと言えます。
新作発表の“正しい楽しみ方”
新作を見る際のポイントは3つあります。
① どのモデルが“強化”されたか
ロレックスは力を入れているラインほど改良を重ねます。
逆に動きがなかったモデルは、翌年に大きく動く前兆、もしくはフェードアウト候補であることも少なくありません。
② 素材と価格帯の配置
ゴールド、ロレゾール、プラチナ。
このあたりの扱いには、今後の値上げ戦略やターゲット層の再定義が如実に表れます。
③ 出なかったモデルにも注目
新作以上に、“何が出なかったか”が重要なケースもあります。
個人的予想:GMTマスターII ペプシ廃盤、そしてコーク復活
ここからは筆者個人の予想、そして少しだけ願望も含めた話です。
私が2026年に起きてほしい、
そして「起きてもおかしくない」と思っているのが、
GMTマスターII ペプシの廃盤
そして
コークベゼルの復活です。
理由はとてもシンプルで、私は昨年、並行店でホワイトゴールドのペプシを購入しました。
売るつもりがあるわけではありませんが、
もしペプシがディスコンになれば、市場評価が変わっていく流れはやはり嬉しいものです。
ただこれは「値上がりしたから売りたい」という話ではありません。
ロレックスのディスコンは、
所有している楽しみが一段階深まるイベントだと思っています。
もう生産されない。
もう新しくは買えない。
だからこそ手元の一本の意味が変わる。
その結果として市場が再評価し、相場がじわじわ上がる。
これはディスコンの健全な楽しみ方のひとつです。
ロレックスは、
- 象徴的カラーを長く使い続けない
- 一度引かせる
- 時間を空けて別の文脈で復活させる
このサイクルを何度も繰り返してきました。
ペプシはすでに十分な役割を果たしています。
だからこそ一度“役目を終える”判断があっても不思議ではありません。
そのタイミングでコークを復活させれば、
話題性、市場の盛り上がり、コレクター心理。
どれを取っても非常に美しい一手です。
まとめ|新作発表は「買う人」だけのイベントではない
2026年の新作発表は、
何が出るかだけでなく、
何が消えるのか
ここにも大きな意味があります。
新作発表は、次に買う人だけのイベントではありません。
すでにロレックスを持っている人にとっても、
「今持っている一本の価値がどう変わるのか」
それを楽しむ時間でもあります。
ぜひ2026年は、
「次に何を買うか」だけでなく、
「今持っている時計がどうなるか」
そんな視点でも、新作発表を楽しんでみてください。
参考記事はこちら
What We Expect From Rolex in 2026
2026年新作ロレックスを大胆予想!
2026年、ロレックス新作予想





